10月 「清水育英会×中央共同募金会」様の第2回助成事業に採択されました。
24/11/10
「経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成」の第2回助成事業に荻寺子屋が採択されましたことをお知らせします。
「清水育英会×中央共同募金会」様の助成事業実施期間は2024年10月から2025年9月までです。
荻寺子屋では、2023年から学習支援は月曜と水曜の2つの勉強会を、子ども食堂は月4回、フードパントリーは年6回ほど、そして子どもの為の体験イベントを年数回実施しています。
今年度のこれらの活動は、独立行政法人福祉医療機構様、こども家庭庁様×PNPO法人OPOLO様、農林水産省様、カゴメみらいやさい財団様×むすびえ様、ツルハホールディング様×むすびえ様、篠原欣子記念財団様、スターバックスジャパン様×むすびえ様、ネスレ日本様、三信福祉協会様、伊東市社協様、伊東市教育委員会様のご助成をいただいて上記の事業を推進しています。
沢山のご助成や補助金をいただき大変感謝しています。
おかげさまで活動拠点も2つになり、今後の活動の拡充ができることになりました。
「清水育英会×中央共同募金会」様からご支援いただくお金は引き続き1月~9月までの学習支援、子ども食堂、そしてフードパントリーに活用させていただきます。
伊東市は観光も衰退し、大きな企業が無いことから、世帯収入は県下最低水準を競っています。
とても貧しい町です。
従って、私たちの活動には2年足らずで210名の子どもが参加してきており、これ以上は受け入れられない状況が続いています。
ひとり親のご家庭や子どもさんが多いご家庭が7割を占めています。
参加を希望するご家庭は多いのですが、現在は受け入れを停止しています。
とても心苦しい思いをしています。
時間をかけて更に受け入れる体制を整えていく所存です。
救いは、子どもたちはとても明るく元気で仲良く遊んでいることです。
また、親御さんたちは皆、子どもを大事に育て愛情いっぱいで一生懸命働き、私たちの活動を手伝い支えてくれています。
どの活動も大事なのですが、子どもたちにとっては夏祭りやXmas会などが一番うれしいようです。
勉強会も遊びを取り入れて実施していますので沢山の子どもたちが毎週押し寄せます。
お弁当も楽しみにしているようです。
親御さんにとっては、物価高騰が続く中で、お弁当とフードパントリーが喜ばれています。
フードパントリーは昨年12月から現在まで5回開催していますが、12月には2回開催してお米を中心に配布します。
物価高騰が続き、どのご家庭も家計のやり繰りに苦しんでいます。
特にお米の値上がりは、どの子育て世帯をも苦しめています。
寺子屋では、政府備蓄米をいただいていますので、ご家庭にお配りする食品が大変豊かになっており喜ばれています。
12月のフードパントリーは210名の子ども1人ひとりにXmasプレゼントを食品や生活用品と一緒にお配りする予定です。
「清水育英会×中央共同募金会」様のご支援を活用して3月から活動内容を一層充実させてゆくつもりです。